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タイガーIHホームベーカリーKBX-Aの問題点

2017年7月15日料理調理器具,IHホームベーカリー

前回は、タイガーIHホームベーカリーKBX-Aの良いところをたくさん書いたので、今回は困っていることを紹介します。
前回記事はこちら

自動具材ミックスが使えない

上記の記事ではイースト自動投入機は意図的に使っていないと書きました。しかし、自動具材ミックスは使いたくても使えていない現状です。

KBX-Aの説明書より抜粋

自動具材ミックスで利用できる具材は、乾燥しているもの・溶けにくいもの、となっているため、意外と利用できる具材が少ないのです。
ここの説明にあるドライフルーツは、私の場合はびたびたに濡れているため(ラム酒などで戻してから使うと美味しくなるので)、自動具材ミックスが使えません。

ボタン操作が難しすぎる

ディスプレイやボタンがシンプルなので、却って操作が難しくなっている部分があります。

KBX-Aの説明書より抜粋

これはケーキメニューの一部です。ケーキを作る時は、手順3の粉落としという作業が必要となります。粉落とし自体は大した手間ではないので良いのですが、その時のボタン操作が問題です。

手順3と4の間では、定期的にピピッという警告音が鳴り続けます。これは「再度スタートを押す」で止めることができるのですが、このピピッという警告音がパンが焼きあがった後になる警告音と同じなのです。

つまり、ケーキを作る作業途中ではスタートボタンで警告音を止め、パンが焼きあがったら場合は取消ボタンで警告音を止める必要があります。

同じ警告音でも押すボタンが異なるため、スタートボタンで警告音を止めなくてはならないところを、ついつい取消ボタンを押してしまいます。そうすると、ケーキ作りが途中にも関わらず、ホームベーカリーは運転を停止します。

取消ボタンを押してしまった瞬間に、一気に気分が下がります。一応、別途捏ねのメニューと焼きのメニューを駆使してリカバリーすることは可能です。しかし、面倒ですし、何より捏ねメニューの捏ね方と、ケーキメニューの捏ね方は異なります。また、焼きメニューの温度もケーキメニューの温度も記載されていないため、同じように焼けているのか不安になります。

従って、粉落としの作業の際は、ボタンを間違えないように軽く緊張状態になります。実は、1年半KBX-Aを使ってきて、先日まで一度もボタンを間違えたことはありませんでした。毎回結構緊張しながらボタン操作をしていたため(笑)先日、ちょっと油断をして初めてミスしました。夫には、「そんなことで緊張しているのも、今まで一度もミスしていないのも桔梗は変わっている」と言われましたが。

まぁ、この作業性の悪さを差し引いてもできるパンは美味しいので、頑張って使うだけの価値があるホームベーカリーであるとは思います。が、もう少しインターフェイスにこだわって欲しかったなというのが正直な感想です。

IHホームベーカリーを利用した、パウンドケーキのレシピはこちら