水とりぞうさんで水耕栽培
私は2015年の秋から、室内で水耕栽培を行なっています。
水耕栽培の容器は全て自作です。
今回は、除湿剤(水とりぞうさん)の容器をリサイクルして作った水耕栽培キットをご紹介します。出来上がりはこんな感じです。
準備するもの
- 除湿剤の空容器(容量は大きい方が水やりの回数を減らせます)
- 500mlのペットボトル2本
- アルミレジャーシート(遮光用)
- スポンジ(苗固定用)
以上の4点です。
作り方
まずは、水取りぞうさんでの上の不織布を綺麗に切り取り、中身をよく洗います。そして、中に入っているグレーの台を180度ひっくり返します。(次に置くペットボトルを安定させるため)
植物を固定する台座をペットボトルで作ります。長さは8cmくらいで、ペットボトルの上部を切り落とした後、水とりぞうさんのグレーの台の凸凹に合わせて、切り込みを入れておきます。
ちなみに、左がペリエ、右がサンペレグリノのペットボトルの上部です。ペットボトルの種類は問いませんが、細い方が配置するときに邪魔にならないと思います。
大体写真のような位置に来るように、ペットボトルを置き、安定する形にペットボトルの端を切っていきます。
15cm×10cmに切ったアルミレジャーシートに切り込みを入れ、ペットボトルを通します。この時、レジャーシートが水とりぞうさんの淵から浮いてしまうようであれば、ペットボトルを切り落とし、適切な高さに調整してください。
側面もアルミレジャーシートで覆えば完成!
私は、カルディで買ったチョコレートの空き箱がちょうど良いサイズだったので、更に空き箱で覆ってみました。理由は、遮光性を上げるためと、アルミレジャーシートむき出しの状態より、見た目を(少しでも)可愛くするためです。
使い方
水耕栽培用の溶液を入れ、バーミキュライト等で育てた苗をペットボトルの穴に入れます。この時、苗とペットボトルの間に隙間ができるので、苗を固定するために、スポンジの切れ端を入れてあげます。
栽培中の写真です。分かりにくくてすみません。苗とペットボトルの隙間に見える青い切れ端がスポンジです。ちなみに、これはパクチーです。
注意事項
水耕栽培容器全てに言えることですが、光が入らないよう念入りに遮光しましょう。上の写真でも、できてしまった隙間を埋めるためにアルミホイルを一部にかけてあります。
光が入ってしまうと、藻が発生するため、藻に栄養が取られ植物の成長が悪くなります。また、繰り返し容器を利用する場合、清掃が大変になります。
応用編
ペットボトルで苗の台座を作るのではなく、グレーの台の上側にハイドロカルチャー用の石を置いて、苗を固定する方法も試しました。こちらの方法では、しっかりと根が張れるため、植物の成長が早いです。しかし、カビが生えやすいというデメリットもあります。ちょっとのカビくらい気にならないよという方は準備も楽なので、ハイドロカルチャー用の石を利用して見てはいかがでしょうか。
まとめ
ペットボトル以外でも、材料費ほぼ0円で水耕栽培容器の作成が可能です。
ペットボトルと同様、藻が生えてしまっても、気楽に捨てられる点も大きなメリットだと思います。
肥料さえ準備すれば家にあるもので水耕栽培は簡単に始められます。
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