SEO対策:相対パスと絶対パスのどちらを使うべきか
googleがプロトコル相対URLを昔は推奨していたが、現在は非推奨に変わったとネット上の記事を見かけたので、相対パスと絶対パスのどちらを使うべきか調べてみました。
相対パス・絶対パスとは
URLの記述方法のことであり、以下の3種類があります。
絶対パス
http:// や https:// から始まる完全な形式のURLです。
記述例:<a href=http://example.com/recipe>
ルート相対パス(プロトコル相対URL)
ルート相対URLは、ルートディレクトリを示す「/」(スラッシュ)から必ず記述が始まります。
記述例:<a href=/example.com/recipe>
プロトコルを省略することで、該当ページが http:// であれば http:// として、https:// であれば https:// としてURLが認識されます。
相対パス(相対URL)
記述対象となるファイルが存在する場所を起点とした位置関係を表す記述です。リンク先のファイルが同じディレクトリの中にあれば次のようになります。
記述例:<a href=example.com/recipe>
ウェブマスター向け公式ブログの見解
2014年8月7日 公式ブログ:HTTPS をランキング シグナルに使用します
私が読んだ印象では、「相対URLを推奨」というほど強いものではなく、「相対 URL を使えば簡単にTLS を導入できるよ」とミスの少ない手段の紹介のように感じました。
2013年5月10日 公式ブログ:rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い
rel=canonical で指定する URLが相対URLの場合、正しく認識されない場合があるそうです。絶対パスやルート相対パスの場合は rel=canonical で指定できるとのこと。
Search Console ヘルプ
できるだけ相対リンクではなく絶対リンクを使用します
下記2つのページに絶対パスを推奨する記載がありました。
クロールを完了できませんでした
クロールが完了できなかった URL のエラー
絶対パスを使おう
「クロールを完了できませんでした」エラーが起こっていない場合は、相対パスでも良いのかもしれませんが、絶対パスを使っておいた方が無難そうです。
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