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海外で低用量ピルを購入するメリットとデメリット

2017年7月31日妊娠・子育て低用量ピル


海外旅行のついでに、現地の薬局で低用量ピルを購入したことがあります。海外では簡単に低用量ピルが購入できることは素敵なことだと思いますが、デメリットがあることもあります。

海外で低用量ピルを購入するメリット

  1. 病院に行かずにピルが薬局で購入できる
  2. 金額が安い

1.ピルが薬局で購入できる

5年ほど前の話ですが(現在どうなっているかは分かりません)、東南アジアでは頭痛薬を買うのと同じ感覚で、低用量ピルを薬局で購入することできました。つまり、待ち時間なく会計だけでピルが買えるのです。これはかなりの時間の節約になります。

2.金額が安い

タイでのマーベロンの価格は70バーツほど。日本円で210円くらいで購入できます。日本でマーベロンを処方された場合は薬代だけで3000円前後かかりますので、10分の1以下の金額です。また、血液検査やガン検査を受けなくとも購入できるので、検査費用も節約できます。

海外で低用量ピルを購入するデメリット

  1. 日本の薬と完全に同じものではない
  2. 検査をしないので異常に気がつくのが遅れる
  3. 使用期限が短い

1.日本の薬と完全に同じものではない

私は、タイで1回、マレーシアで2回、マーベロンを購入しました。タイもマレーシアも日本のマーベロンに比べ、錠剤のサイズが2倍ほどの大きさでした。また、タイのマーベロンでは服用中に不正出血が10日ほど続きました。マーベロン服用中の不正出血は珍しいことではないそうなので、タイのマーベロンが悪かったとは言えないとは思いますが、少なくとも私の体は別のものと認識したみたいです。ちなみに、日本のマーベロン、マレーシアのマーベロンでは不正出血はありませんでした。

2.検査をしないので異常に気がつくのが遅れる

低用量ピルの代表的な副作用は血液が固まりやすくなることだと思います。日本で低用量ピルを処方される場合は、必ず血液検査を受け、血液の流れやすさをチェックしますが、病院に行かずとも低用量ピルが手に入ってしまうと血液検査の機会がなくなってしまいます。
私は8年間ピルを飲んでいて、その間「血液はサラサラしている」と言われていたので、油断して1年半ほど病院に行くのをやめてしまいました。久しぶりに病院に行き、血液検査をすると「正常値だが少し血液の流れが悪い」と診断されました。

3.使用期限が短い

日本で処方されるマーベロンは処方日から2年近くの使用期限がありますが、外国で購入したマーベロンの使用期限は購入日からどれも1年ほどしかありませんでした。これは、購入した薬局でのマーベロンの回転率の悪さからきているものか、法律の違いなのか、薬の違いなのかは分かりません。

海外での低用量ピル購入はオススメしない

現在、低用量ピルの長期服用はあまり望ましくないと考えられているそうです。日本で低用量ピルを調達しようとすると、通院が必須になるため、健康状態がしっかり管理された状態で服用を続けることができます。しかし、海外で低用量ピルを購入すると簡単に長期服用が可能になってしまいます。

ピル長期服用の副作用として、私の場合は、ピル服用前はクロミッドで定期的に生理を起こすことができる体でしたが、ピル長期服用後はクロミッドで生理が起こりにくい体になってしまいました。
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低用量ピルを服用している時の生活はかなり楽でした。なんとか妊娠もできたので、ピル長期服用に関して後悔はありませんが、もし妊娠できなくなってしまっていたら、低用量ピルを安易に長期服用したことを悔やんだと思います。

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