オススメ乳首用保湿剤〜ランシノーとピュアレーンの比較
妊娠前までは存在すら知りませんでしたが、世の中には「乳頭ケアクリーム」なるものが存在します。初めての授乳では多くの人が乳頭裂傷と血豆に苦しみます。その痛みを緩和させるのが乳頭ケアクリームです。乳頭ケアクリームで有名なものが写真にある、ランシノーとピュアレーンです。
乳頭ケアクリームの特徴
- 天然ラノリン100%・無添加・無香料
- 拭き取らずにそのまま授乳できる
- 乳頭以外のスキンケア、赤ちゃんにも利用できる
天然ラノリンとは?
ラノリンは羊毛から抽出した羊毛脂です。皮膚に対する親和性が高く、優れた保湿成分が皮膚を保護し、肌荒れを防ぎます。
無添加・無香料
天然成分100%なので、赤ちゃんが口にしても良いそうです。
ピュアレーンもランシノーも無香料で「ほぼニオイがしない」と謳っていますが、産後でニオイに敏感になっている私には両方ともしっかりとニオイを感じました。ランシノーの方が若干ニオイが薄かったです。
乳頭ケアクリームの使い方
使い方は、授乳後や必要なときに、適当な量を清潔にした指にとって指先でやわらかくしてから乳頭全体にぬり広げてください。
乳首周辺が傷ついた(乳頭裂傷や血豆ができる)時は、乳頭ケアクリームを塗ってサランラップをかぶせ、より浸透するようにして使うことを産院で勧められました。
出産前から使い始めると効果的
ランシノーのサイトにもちらっと「出産前から使い始めると、より効果的」と書いてありますが、これが本当に重要です!!!!
マタニティスクールでも、
「乳首を摩擦に対して強くしておく必要がある」
と教えていただいたにも関わらず、何もしなかった私は、乳頭裂傷や血豆に涙し、その傷口からバイキンが入り、乳腺炎になるというループを繰り返しました。
恥ずかしいとか面倒くさいとかじゃなくて、出産前にある程度乳首を引っ張ったり擦ったりしておいた方が良いです。赤ちゃんは持てる力のすべてを使って、乳首に吸い付いてきます。
ランシノーとピュアレーンの比較
私はランシノーを2本、ピュアレーンを1本使いました。そこで感じた違いを記載します。
- 色は黄色
- テクスチャーは硬め
- ニオイはランシノーより強い
- 冬は塗りにくい
- 内容量が7gで少ない
- 色は白色
- テクスチャーは柔らかめで伸び良い
- ニオイはピュアレーンより弱い
- 夏は液体に近くなる
- 内容量は10g
ランシノーをオススメします
ピュアレーンは硬いので、冬場は伸びにくく塗りにくかったです。と言うより、傷が痛くて伸びにくいクリームを塗る痛みに耐えられなかったので、冬場は使えませんでした。
気温が高くなるとピュアレーンもランシノーも柔らかくなるので、夏場はピュアレーンもランシノーも塗りやすかったです。好みの問題になるとは思いますが、夏場のランシノーは液体に近くなるため、逆にピュアレーンの方が塗りやすく感じる方もいるかもしれません。
また、価格の面からもランシノーが優位です。ピュアレーンの内容量は7gなのに対し、ランシノーの内容量は10gで多い上、一個あたりの価格もランシノーの方が安いことが多いです。
とりあえず、準備をしておくならランシノー2本セットが良いと思います。
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