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最新版・さくらインターネットでSSL化

2019年6月27日ITSEO対策,wordpress


さくらインターネットで運用しているWordPressをSSL化する方法が簡単になっていました。
この方法なら1時間でSSL化が終わります。

{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For}が不要になった

さくらインターネットはリダイレクトのコードが特殊で作業が煩雑化していましたが、現在はさくらインターネット専用の特殊なコードを入力することなくウェブサイトをSSL化する事ができるようになっています。

2018年4月までに、さくらのレンタルサーバ、さくらのマネージドサーバにおいて、.htaccessのみで www付きのドメインでWordPressを利用中のウェブサイトをSSL化する事ができるようになりました。

【WordPress】www付きのドメイン利用中で、SSL化する時の手順

サーバーでSSL証明書を取得・設定

さくらインターネット公式サイト【無料SSL】サーバコントロールパネルからの導入手順に従って、SSLを設定。ブログがhttpsに切り替わるまで40~50分ほど待ちます。httpsが利用可能になると、通知メールが来ます。

内部リンクを置換

プラグイン「SSL Insecure Content Fixer」を使うのが一番簡単です。
「SSL Insecure Content Fixer」をインストールし有効化すると、下記の設定画面が開きます。

デフォルトで3項目にチェックが入っているので、そのまま「変更を保存」をクリック。
http が、https に変更されます。

http が残っている場合

「javascript」「css」が http から変更されずエラーが出る場合は、「非セキュアコンテンツの修正方法」をシンプルより下の方法を選ぶことで、https に変更されます。
私の環境では「コンテンツ」を選んだらすべての http が、https に変更されました。

2018年4月以前のさくらインターネット場合

「HTTPS の検出方法」の項目、一番下の「HTTPS を検出する方法がない」を選ぶ必要がありましたが、現在は一番上の「標準のWordPressの機能」でhttps に変更されます。

WordPress管理画面でURLを変更

設定→一般を開き、下記のようにサイトのアドレスをhttp:// を https://に書き換える。

リダイレクト設定

.htaccessファイルに下記を記述。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.example\.jp) [NC]
RewriteRule ^(.*) https://example.jp/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

.htaccessファイルの一番上にかいておいた方がいいです。wordpressが吐き出したコードより下に書くと、リダイレクトが効きません。また、上記はドメインがexample.jp場合です。ご利用のドメインへの書き換えをしてください。

参考記事:.htaccessによるアクセス制御

全ページチェック

Google Chromeの検証consoleのウィンドウを開いた状態で、サイトのページ送りをしていくと楽で良いです。検証consoleに何も記載がなければ問題なし。記載がある場合はどこかしらに http:// が残っているので、https:// に書き換えを行って下さい。
書き換えの方法はプラグイン「SSL Insecure Content Fixer」の設定を上げて、再度置換を実行するだけでできました。

実質作業時間は20分

ウェブサイトのページ数に大きく依存しますが、私がSSL化を行ったサイトは50ページほどでしたので、サーバーでSSL証明書を取得するための待ち時間40分と合わせて、1時間ほどでSSL化が完了しました。
サイトのSSL化はここまでですが、必要に応じて下記の設定も行ってください。

Google Analytics, Search Consoleの設定を変更

Google Analyticsはプロパティ設定「デフォルトの URL」のプルダウン部分をhttp:// から https://に変更するだけでOK。Search Consoleは登録URLを変更することができないため、新規に登録をし直すこと。

ASPの登録URLを変更

大手アフェリエイトサイトなら、サイトの登録情報をhttp:// から https://に自分で書き換えられました。Google AdSenseは、古いコードの場合http:// ですが、最近取得したコード場合は https://になっているため、対応は不要です。

こんなこともありました。

ITSEO対策,wordpress

Posted by 桔梗